インデックスファンドおすすめ比較10選|新NISAで買うべき銘柄【2026年】

インデックスファンドおすすめ比較10選|新NISAで買うべき銘柄【2026年】

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

新NISAを始めようとしたとき、最初の壁となるのが「どのファンドを選ぶか」という問題です。筆者も投資を始めた当初は数百本もある投資信託の中からどれを選べばいいのか分からず、何週間も調べ続けた記憶があります。この記事では、実際にNISAで長期積立するなら検討すべきインデックスファンドを10本に絞り、選ぶべき基準とともに解説します。なお、この記事は情報提供を目的としており、投資助言には該当しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

インデックスファンドとは何か:基本をおさらい

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの「指数(インデックス)」に連動することを目指す投資信託です。ファンドマネージャーが銘柄を選ぶアクティブファンドとは異なり、指数の構成銘柄を機械的に保有するため、運用コスト(信託報酬)が低く抑えられます。

長期投資においてコストが運用結果に与える影響は非常に大きく、信託報酬が年0.1%違うだけで、30年後には数十万円〜数百万円の差になることがあります。これが「インデックスファンドを選ぶべき」と言われる最大の理由です。

インデックスファンドを選ぶ際の5つの指標

  • 信託報酬(年率):保有中に毎年かかるコスト。低いほど良い
  • 純資産総額:ファンドの規模。大きいほど安定して運用される
  • 連動する指数:どの市場・地域・セクターに投資するか
  • 運用実績:指数との乖離(トラッキングエラー)が小さいか
  • 償還リスク:規模が小さすぎると繰上償還されるリスクがある

おすすめインデックスファンド10選の比較表

ファンド名 連動指数 信託報酬(年率) 純資産総額(目安) 特徴
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 0.05775% 4兆円超 全世界株式を1本でカバー。最人気ファンド
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500指数 0.09372% 6兆円超 米国大型株500社。国内最大の投資信託のひとつ
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド S&P500指数 0.0938% 1兆円超 バンガードETF(VOO)に投資する低コスト商品
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド CRSP USトータル・マーケット・インデックス 0.0938% 3,000億円超 米国上場全株式約4,000銘柄をカバー
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス MSCIコクサイ・インデックス 0.09889% 1兆円超 日本を除く先進国23カ国に分散
たわらノーロード 全世界株式 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 0.1133% 2,000億円超 全世界株式・AC不要コース設定あり
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) TOPIX(東証株価指数) 0.143% 3,000億円超 国内株式への分散投資。円建て資産として安心感
ニッセイ外国株式インデックスファンド MSCIコクサイ・インデックス 0.09889% 6,000億円超 長い運用実績を持つ先進国株式ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンド FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス 0.192% 2,000億円超 全世界の大中小型株まで幅広くカバー
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 国内外の株式・債券・REIT均等配分 0.143% 2,500億円超 株式・債券・REITを均等に組み合わせ。値動きが穏やか

※純資産総額・信託報酬は2026年3月時点の目安です。最新の情報は各ファンドの目論見書・交付目論見書でご確認ください。

ファンド別の詳細解説

ファンド別の詳細解説

1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

通称「オルカン」として知られる、現在最も人気の高いインデックスファンドです。日本を含む先進国・新興国約50カ国の株式市場をMSCIオール・カントリー指数に連動して保有します。これ1本で全世界の株式時価総額の約85%をカバーできます。

筆者が最初に積立を始めたファンドもこのオルカンです。「どこが成長するか分からないなら世界全体に投資する」という考え方が非常にシンプルで、長期的な視点で保有し続けられます。現在も継続して積立しており、複数年の運用でプラスの結果が出ています(ただし将来の成果を保証するものではありません)。

信託報酬は0.05775%(年率)と業界最低水準で、純資産総額4兆円超という規模の大きさから繰上償還リスクもほぼありません。新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠どちらでも購入できます。

2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国の代表的な株価指数であるS&P500(米国大型株500社)に連動するファンドです。純資産総額は6兆円を超え、国内の投資信託の中でも最大級の規模を誇ります。過去10〜20年の実績では米国株式が全世界株式をアウトパフォームしてきた時期も多く、米国集中型を選ぶ投資家も多くいます。

ただし、将来の米国市場の成長が過去と同様に続く保証はなく、集中投資のリスクもあります。オルカン(全世界)とS&P500(米国集中)のどちらを選ぶかは長期的な議論が続いており、どちらが正解という答えはありません。

3. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

バンガード社のS&P500連動ETF(VOO)に投資するファンドで、実質的にVOOを日本の投資信託の形で保有できます。信託報酬はeMAXIS Slim S&P500と同水準で、どちらを選んでも大きな差はありません。SBI証券でのクレカ積立対応銘柄です。

4. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

日本を除く先進国23カ国(米国・欧州・アジア太平洋)の株式に投資します。構成比率は米国が70%以上を占めますが、欧州・カナダ・オーストラリアなどにも分散されています。「日本株を別途保有しており、外国株式のみを対象にしたい」という方に向いています。

5. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に12.5%ずつ均等配分するファンドです。株式100%のファンドより値動きが穏やかで、「株価が大きく動くと精神的に辛い」という方や、リタイア間近の方に向いています。

全世界株式 vs 米国株式 vs バランス型:どれを選ぶべきか

ファンドタイプ 向いている人 リスク水準 主なデメリット
全世界株式(オルカン) シンプルに長期積立したい初心者 中〜高(株式100%) 米国以外の国が足を引っ張る時期もある
米国株式(S&P500) 米国の成長に集中投資したい人 中〜高(株式100%) 米国一国集中のカントリーリスク
先進国株式 日本株を別途持ちたい人 中〜高(株式100%) 新興国が含まれない
バランス型(8資産均等) 値動きを抑えたい・リタイア前後の人 低〜中 長期では株式100%より期待リターンが低くなりやすい

筆者の個人的な経験からは、積立期間が20〜30年以上ある若い世代には株式100%のインデックスファンドを継続積立する方針が理にかなっていると感じています。ただし、相場が大きく下がったときに「売らずに持ち続けられるか」が最大の課題であり、精神的に耐えられる範囲でリスクを取ることが長期投資成功の鍵です。

インデックスファンドの購入方法:NISAでの設定手順

インデックスファンドの購入方法:NISAでの設定手順

つみたて投資枠での設定方法

新NISAのつみたて投資枠では、年間120万円(月10万円相当)まで非課税で積立できます。上で紹介したファンドはほぼ全てつみたて投資枠の対象です。

設定手順は証券会社によって多少異なりますが、一般的には以下の流れです。

  1. 証券会社のNISA管理画面にログイン
  2. 「つみたて投資枠」または「積立設定」を選択
  3. 購入したいファンドを検索・選択
  4. 積立金額(月額)を入力
  5. 支払い方法(クレカ・銀行口座)を選択
  6. 積立日を選んで確認・確定

成長投資枠でのスポット購入

新NISAの成長投資枠(年間240万円まで)では、つみたて投資枠で買えるファンドに加え、個別株やETFも購入できます。積立設定に加えて、ボーナス月にスポット購入で投資額を増やすといった使い方も可能です。

よくある質問

Q. 複数のインデックスファンドを組み合わせる必要はありますか?

オルカン(全世界株式)1本で全世界に分散投資できるため、初心者は1本から始めるので十分です。複数ファンドを組み合わせると管理が複雑になるため、シンプルにすることを推奨します。

Q. 信託報酬が少し高くても有名なファンドを選んだ方がいいですか?

長期投資では信託報酬の差が積み重なるため、同じ指数に連動するファンドなら信託報酬が低い方を選ぶのが基本です。ただし、信託報酬だけでなく純資産総額(規模の安定性)も考慮してください。

Q. 途中でファンドを変更できますか?

いつでも変更可能です。ただしNISA口座で保有中のファンドを売却すると、その年の非課税枠は回復しません(翌年以降は非課税枠が再利用可能です)。売却・乗り換えのタイミングは慎重に検討してください。

まとめ:初心者には低コストの全世界株式か米国株式から

新NISAで積立を始めるなら、まず信託報酬の低いeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)かeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の1本を積立設定することをお勧めします。複雑に考えすぎず、シンプルに低コストファンドを長期保有することが、長期的な資産形成の近道です。

※この記事は情報提供を目的としており、投資助言には該当しません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。記載の信託報酬・純資産総額は2026年3月時点の目安であり、変更される場合があります。

投資の始め方を見る